注文住宅を建てる際に家事動線がいい間取りにするポイント

公開日:2023/10/15  
小野寺工務店の施工事例

注文住宅は間取りや設備などを自分の好きなように注文できるのがメリットです。しかし使い勝手を考えず好きなように家づくりをしたら何だか生活しにくいと感じるかもしれません。なぜ生活しにくいかというと家の中の動線が悪い可能性があります。今回は家づくりで後悔しないよう、動線がよい間取りにするポイントについて紹介します。

なぜ動線を考える必要があるのか

家づくりにおいてなぜ動線を考える必要があるのでしょうか?家を建てた後に後悔しないよう、動線の重要さについて解説します。

動線とは?

動線は空間上の人やものの動きを示す線のことを指します。動線の量や動きの予測を設計に加えて、設計を行うことを動線計画といいます。家の中での動線は、家事動線、生活動線、来客動線などがあります。

なぜ動線は重要なの?

家づくりはインテリアや間取り、雰囲気などにこだわりたいという方もいるでしょう。しかしそればかりを重視してしまうと、一見すてきな家になってもなんだか動きにくい、暮らしにくいと小さなストレスを抱えてしまう可能性があります

動線を考えて家づくりをすることで家の中で人が動きやすくなるので、間取りや設備ばかりにこだわるのではなく、動線のよい家づくりも目指しましょう。

注文住宅の間取り決めで重要な3つの動線

家づくりにおいて大事な3つの動線について解説します。家の設計を行う場合は3つの動線について気をつけるのがポイントです。

家事動線

家事動線は名前の通り、家事を行う方の動線です。家事はさまざまな場所で行われます。料理を行うキッチン、洗濯をする洗面所や洗濯物干し場などが離れていると、毎日移動する距離が遠いため小さなストレスがたまることになるかもしれません。

生活動線

生活動線は毎日生活する上で動きを表す線になります。家族の朝起きて寝るまでの線があります。朝はトイレに行って洗面所で顔を洗う。帰宅してからは食事や入浴、就寝といった一連の流れの動きに関係してきます

何度も家の中を行ったり来たりする動線だと、同じ場所で渋滞が起こったり廊下で何度もすれ違ったりと、忙しいタイミングでストレスを感じることになるでしょう。

来客動線

来客動線は家に人が来たときの動線です。家事動線、生活動線はある程度確保しつつ、来客の動線もある程度考えておきましょう。玄関の隣に客間を設置すると、来客が移動しやすい動線になります。

また客間からリビングやキッチンなどを通らず、直接トイレに行けるのが来客もストレスがありません。家事動線や生活動線もある程度キープできます。

しかし最近は家族の顔を見やすい、家族との団らんの時間が持ちやすいなどという理由から、玄関からリビングを通らないと、ほかの部屋に行けないような間取りの人気があります。

そういった間取りの場合は、リビングを来客が通っても恥ずかしくないように、片付けがしやすかったり収納が多かったりと整理整頓がしやすいリビングにするなど工夫が必要でしょう

家事動線のよい間取りをつくるためのポイント

毎日欠かすことのできない家事は、できるだけスムーズにおわらせたいものです。そこでなるべく家事動線のよい間取りにするためのポイントについて解説します。

水まわりはまとめる

家事動線をコンパクトにするポイントは、水まわりをまとめることです。多くの家事が発生するキッチン、風呂、トイレ、洗面所などの水まわりが離れていると毎日たくさん動かなくてはならないので、ストレスを感じるでしょう。

水まわりがコンパクトになることで家事や掃除がしやすくなります。

パントリーを設置する

近年日本の家づくりでも人気があるのがパントリーの設置です。パントリーは食料や飲料などを置く収納スペースのことです。

ほかにも洗剤やティッシュペーパーなど日用品、消耗品などをまとめておいてしまえば、何があって何が足りないかが一目でチェックでき、部屋ごとに確認しに行く手間がなくなります

キッチンの隣にパントリーを設置するのが一般的ですが、玄関の近くに設置する、入口と出口があるようなぐるっと回遊できるつくりにするなど工夫することでさらに家事動線のよい家になるでしょう。

家事を行う部屋をつくる

家事を行う家事室をつくることで、部屋を移動しなくてすむようになります。キッチンの近くや洗濯機の近くに設置するのがおすすめ

家事室、キッチン、勝手口とつなげると、買い物したものをキッチンや家事室に振り分けることができます。洗濯機の近くに家事室を設置すれば、そこに洗濯物干し置き場やアイロン台、衣類収納などをまとめておけるので便利です。

まとめ

注文住宅はあこがれのマイホームがつくれます。しかし使い勝手を無視してしまうと理想を詰めこんだ家のはずなのに、何だか生活しにくいと後悔することになるかもしれません。せっかくの家づくりを後悔するものにしないためには、動線が重要です。人の動きを考えた家づくりを行うことで、毎日洗面所が渋滞しない、掃除がしやすい、家事がはやくおわるといったメリットがあります。家事動線、生活動線、来客動線などをバランスよく考えるのが大切なので、設計の際に動線がよい間取りかどうか確認するのがよいでしょう。家づくりの際には理想だけでなく、動線も考えた間取りにすることで後悔のない家づくりができるでしょう。

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